株式会社浅井建設

家庭内事故 

家庭内事故について 

「病気にならない住宅」から「元気になる住宅」が望まれています。

まずは一般的となったバリアフリーを一歩前進させて「介護しやすい家」「予防の家」を計画すべきでしょう。段差無し、手すり、照度、介護機器の設置しやすさを考えた家をあらかじめ計画します。

さらに都城で特に多いとされる冬場の「脳溢血」、あるいはヒートショックによる家庭内での事故死を防止するために温度差のバリアフリーが必要です。

  厚生労働省の統計調査によると、平成13年度の家庭内事故の死亡者は11,268人。 同じ年の交通事故による死亡者数は12、278人です。交通事故の死亡者は毎年500人前後の減少となっていますが、家庭内事故の死亡者は年々増加しています。 また、その事故死の内訳では4人のうち3人は65歳以上の高齢者となっています。

 また、死亡原因をみると「高齢者の溺死・溺水」が約2800人です。高齢者が溺死する原因は「失神」つまり「ヒートショック」だと考えられます。これは、家庭内を移動する場合に、特に入浴する場合などには各部屋の温度差、浴槽内での血圧の変化により起こると想定されます。

 もうひとつの大きな死亡原因の「転倒・転落」は全体で2、265人。これは家庭内の移動時、階段からの転落が健常者の場合に見られます。一方、高齢者では視力の低下が原因で部屋の段差等により転倒する場合があります。実は、これ以外に、トイレ・風呂場での転倒もあるのです。この原因も先ほど述べた溺死と同じ原因の「ヒートショック」といえるのです。つまり、段差が無くても、人は倒れるのです。

  建物に起因する、家庭内の死亡事故としては「煙、火及び火災」が平成13年で1、199人います。そのなかには「衣服への着火」が原因で114人の死者がいます。 木造の家は、火災に対して根本的に弱いとされています。

近年増加中の家庭内事故死!

しかし、木造の家を燃えにくくすることは可能です。国の基準で「準耐火構造」といわれる仕様にすること火災による死傷者はかなり減ると考えられます。また、この仕様にすれば火災保険も通常の家の約半分程度になるのです。

  「着衣への発火」では高齢者がガスコンロで調理している場合、衣服や袖などに着火して、その処理が遅かったために死亡することが原因となっています。

 家庭内死亡事故では「ヒートショック」「家庭内での火」が大きな原因です。他にもいろいろな要因で起こる死亡事故はありますが、これが無くなれば家庭内は更に安全になり、安心して暮らしことができるのです。

  「ヒートショック」対策には「高断熱・高気密・換気」を工夫した住まいで24時間、家の中の温度差をなくすことでかなり解決できます。南九州では「床下暖房」がかなり有効だと思います。 「家庭内での火」にはキッチンでの調理には電磁調理器をつかうこと。暖房機は室内で燃焼する灯油式ストーブなどを使わないことが重要です。

  内装材としては地元で取れる木材、石材、土、木材などの自然素材を使って身体に気持ち良い家にして、床下暖房と通気、換気システムで快適室内環境を維持します。

 そして、家族のコミュニケーションや団らんを促進する平面計画にまで考慮して「居心地のよい家」「身体も心も元気になる健康住宅」を作っていきます。