「失敗しない家造り」
5. 始めに「土地」ありき!!
①住まい造りの要素 (敷地条件・予算・要望)
②間取りの考え(断熱・健康・絆・収納)
これから土地探しをされる方は、先ずは信頼できる工務店を内定し、そこと相談した上で土地を決定してください。
また将来的には、土地は老後の生活を支える資産ともなることも、選択条件の一つに入れましょう。
この順番を間違うと家造りの予算計画がくるう危険があります。
不動産屋さんは土地探しのプロですが、家造りのプロ、資産作りのプロではありません。
総予算とは基本的には変更できないものですから、その中の土地代が変化したときに影響を受けるのは本体価格だけとなります!
つまり、土地代が上がれば本体価格が下がると言うことです。
総予算を考えずに土地を決めるようなことは、夢のマイホームから遠のくことになります。
土地が決まると、ようやくお客様のプランの聞き取りが出来ます。
ここで打ち合わせのはじめに、しっかりした希望も予算も聞かずにいきなりプランを持ってくる工務店があります。
これは論外の工務店!と考えてください。
プランつくりの基本であり一番大切なことは、敷地の状況をしっかりと調べること。
それが予算に反映される部分を見極めたうえで、お客様の要望と予算を丁寧に聞き取りする。
そうすることで、お客様の希望と予算に合うプランを提案することができます。
予算を考えずにお客様の夢だけを盛り込んだ提案(過剰提案)の後に続くのは、打ち合わせをするたびに、家族の夢がひとつずつ削られていく悲劇だけです。