5-1.CO2削減

5.南九州型環境共生住宅
5-1.CO2削減
 
太陽光発電、風力発電、地熱利用などの言葉を最近よく聞きます。
これは、我々の住む地球が我々人類の環境破壊により、将来への不安が現実化されたことによります。
 
1997年12月に地球温暖化防止京都会議が行われ「京都議定書」が発行されました。
 
これにより、国の責任として温暖化防止に取り組むことが明確に定められ企業や個人としての目標も検討されています。
 
木造住宅としては、木材自体が二酸化炭素の保存機能をもっています。
これを25年程度の短期ではなく50年以上の長期活用することでCO2の固定に貢献できます。
 
省エネの促進として、断熱材の素材と工法の開発と検討が行われ、これまでのグラスウール、ロックウールなどの
充填断熱工法のほかに、気密と断熱が簡単にできる外貼断熱工法も使われています。
 
わが社では、環境に優しい自然素材のセルロースファイバーも断熱材に採用しました。
 
壁体熱損失の顕著なサッシュについてもペアガラスが多く使われるようになました。
サッシュ枠に関しても、金属から熱伝導率の低いアルミ樹脂複合サッシ、更に樹脂サッシュが広まると期待されています。
 
また、皮膚がんなどの人体への直接的な生命の危険を及ぼす、オゾンホールの破壊につながるフロンガスは住宅の外断熱工法に使われる
断熱材を作成される工程で多量に使われていました。
 
この危機感が研究を進め、フロンガス撤廃のための代替フロンの使用、そして現在では代替フロンも使わず
メタンを使用した断熱材が登場しました。
 
当然、石油製品の断熱材ではありますが外断熱として使用するならばこのような断熱材を使いたいものです。
 
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