皆さんこんにちは、
エヴァホームの浅井です。
霧島フォーラム5月号には発表しましたが、
5月17日、日曜日、
祝吉1丁目の完成リフォーム見学会を開催します。
このようなコロナウイルス渦中ですので、
(ご近所の方は別として、)
一般の方は、予約制の見学とさせていただきます。
この住まいは、築25年を経過した平屋です。
近年は県外を中心に居を構えておられましたが、
これからは都城の自宅を「終の棲家」とされる予定です。
お施主様は、なによりも、
耐震に関心を持たれていました。
今後2,30年の間に予想される巨大地震においても、
不自由な避難所生活を免れるような
住まいが欲しいとのことでした。
今回のコロナウイルスの渦中になって、
今、巨大地震がきて避難所生活になったら
きっと、高齢者は最初に病気にかかるでしょう。
今回、このような「耐震等級3」の
耐震工事に取り掛かれて、安心しました、とのこと。
既存の内装を、天井、壁、断熱材迄すべて解体した状況です。
ここまで、解体すると既存住宅の耐震性能がよく分かります。
構造的には、筋交い火打ち梁などは丁寧に入れてある建物でした。
そして、壁には90mm+50mmの
2層の断熱材を施工した上に、
耐震性能を高める面材を取り付けています。
既存の筋交いなどは、耐震等級2に近いくらいの配置でした。
今回は、構造計算の上、
現況に不足している部分に、耐力面材を増していきました。
また合板に貼ってある合板は、
発泡ウレタン200mmを天井に吹き付けるための下地となって、
気密性を高めるのにも大きく貢献しています。
断熱施工の様子は、床下も併せて次回にアップします。
今回の見学会では、
工事中の画像をできるだけ展示して、
耐震補強の様子や、
断熱性能を向上させるための施工の様子を
見ていただくことができます。