「風災」とは、台風・竜巻・暴風・突風など風による
自然災害のことです。
火災保険には「風災補償」というものがあります。
例えば、台風時の暴風で建物が被害を受けた場合、
この風災補償でカバーされます。
火災保険加入時に、持ち家であれば
保険の対象を「建物」か「建物と家財」の
いずれかを選択できます。
もし、建物のみにした場合、家具・家電・日用品など
建物内に収容される家財一式は保険の対象外となり、
損害を受けても保険金は支払われません。
また、保険の対象が建物であっても、門や塀、
カーポートなども含まれているのかをきちんと
確認しておいた方が良さそうです。
つぎに、「免責金額」についてです。
免責金額とは、災害や事故などの損害額のうち、
加入者が自分で負担する必要がある金額のことをいいます。
自己負担の方法として
一定の金額を定めて、損害額からその額をひいて支払われる
⚫「エクセス方式」
一定の損害額を超えれば全額が支払われる
⚫「フランチャイズ方式」
があります。
免責金額は保険会社、商品でも異なります。
一般に、免責金額がゼロに近いほど保険料は高くなります。
しかし、保険料を安く抑えようと免責金額を高くすれば、
損害額がそれを上回らない場合、自己負担となりますので
注意が必要です。