地震保険は「地震保険に関する法律」により、
必ず火災保険とセットで加入することが
定められています。
通常の火災保険では、地震・噴火・津波を
原因とする災害で発生した損失は補償されません。
従って、地震による火災は火災保険の補償外と
なるため、地震保険に加入しておく必要があります。
地震保険は国と民間の保険会社が共同で
運営している制度です。
そのため、どこの保険会社で加入しても
保険料や補償内容は一緒です。
また、地震保険は被災した人々の生活の安定に
貢献することを目的にできた制度であるため、
火災保険の契約金額の30~50%でしか設定できません。
罹災した場合は、住宅の主要構造部の損害に
応じて4区分(全損・大半損・小半損・一部損)の
保険金が支払われます。
※2017年1月1日以降の契約の場合
損害保険料率算出機構統計集2019年版
によると、2019年度の地震保険世帯加入率は
33.1%となっています。
近年、日本では大きな地震が頻繁に起きています。
火災保険の見直しの際は、ぜひ地震保険の加入を
検討してみてはいかがでしょうか。