今回の「和楽家」の見どころは

 

いよいよ、今週末、11日(土)12日(日)

エコハウス「和楽家(わがや)」の構造見学会です。

 

本日は、そのご紹介をさせていただきます。

 

残念ながら今週末にお出でいただけない方には

後日、動画(スライドショー)でも発表します。

 

初めての方なら、是非、今回チェックして欲しいポイントは・・

 

平屋・和風(民家型)の骨太構造・オール4寸柱・

オール4寸巾の梁桁・高さ6mの吹き抜け・

ロフト・棟を支える1尺角(30cm)の大黒柱・

全ての素材を地元の自然素材に限定・

外壁は左官による白州壁・内部は珪藻土の「天然仕上げ」・

自然素材の断熱材「セルローズファイバー」・

樹脂サッシ・ガラスは熱線反射の複層ガラス・

屋根壁の下地には遮熱シート・屋根の全長に設置した棟換気・

地中熱利用の24時間換気システム・・・等等

 

「和楽家」について、エコハウスについて、

地中熱利用について、会場で質問ください!!

 

「和楽家(わがや)」とは「和」を「楽」しむ「家」。

 

それは家族の「和」

デザインとしての「和」

 

更に、エヴァホームが地球環境との

「和」を願う思いを込めて創る家。

 

このようなテーマを掲げ「エコハウス」でありながらも、

日本人が憧れとして持ち続ける

「和」の気配のある住いを目指します。

 

さらに、今回の目玉は「制震構造」

今後、住宅は50年、100年と長寿命化

していこうとしています。

そして、日本では5,60年に一度。

みんなが忘れた頃に大震災がおこります。

そのとき、現在の耐震構造の家は倒壊は、しません。

 

しかし、その後も住み続けるには、

一時的な避難は避けられないかもしれません。

そこで現在、注目を集めているのは現在の

「耐震構造」に「制震」あるいは「免震」の

性能を付加した住いです。

 

巨大な地震エネルギーを強固な構造だけで

耐えることを目指すのが「耐震」。

その耐震構造に「制震機能」を付加すると、

最初の「ドカーン」とくる衝撃が制震金物に

吸収されることで「建物の主要構造部の損傷」が激減。

2回目にくるかも知れない巨大な余震の衝撃も

同じように吸収することで、住まい続けることが出来るのです。

 

つまり、倒壊を恐れて避難することもなくなるのです。

そんな、制震以上の効果を発揮するのが「免震」

この考えの基本は、建物を支える基礎と地面を切り離す。

 

つまり、地震エネルギーを建物に伝えなくすれば

家は揺れないという考えです。

一番効果的なのは、「耐震」+「免震」ですが、

当然ながら現在は「高価」なものとなります。

現実的な手段としては「耐震」+「制震」が

価格的にも、一般の方に手の届く方法と言えます。

 

長々となりましたが、このような

「和楽家」+「制震」の構造見学会。

 

特に、この二日間に限り、地震体感ユニットを準備し、

震度5、6の場合に、制震機能があればどのような

効果があるのかも、一人ひとりの方が体感できます。

 

画像は、リビング・ダイニングの吹き抜け部を

ロフトからみたところ。

 

右手にあるのが、30cm角の大黒柱、長さが6m。

それに向かって梁がかけられています。

骨太の構造がよくわかると思います。

 

 

 

2008年10月6日

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