一昨日から、末吉町のT様邸、
屋根の瓦葺きが進んでいます。
スパニッシュ瓦に見えますが、素焼き瓦ではありません。
陶器瓦の釉薬処理のしてある平瓦になります。
表面の仕上げが平滑になっていて、
火山灰などやほこりが残りにくいと思われるので
これを選ばれたとおもいます。
瓦の下に見えるのは「遮熱・防水・透湿シート」になります。
瓦とシートの間に通気のための瓦桟があり、
ここを夏場は熱せられた空気が上昇し、
小屋裏の熱気とともに棟換気から外部に輩出されるのです。
3種類の瓦を混ぜて職人さんが、バランス良く配っていきます。
これがなかなか難しい作業で、
慣れない人だとつい、偏ってしまったりします。
2008年11月15日