今日は「エコの日」!

今日の記念日は・・・「エコの日」!

1998年の今日、京都議定書が

発効した日を記念して京都市が制定したそうです。

 

さて、今日から始まる蓑原町現場は・・・

雨を心配していましたが、

朝からよい天気になりました。

 

たまたま休みとなっていたお施主様も見えられて、

土台敷き込みをはじめました。

 

今週は、クレーン作業などのある

週半ばにも雨の予報が出ているので、

しっかりと対策して作業を進めていきます。

 

さて、今日は「エコの日」

それにちなんでのお話をさせていただきます。

 

「エコ」と言うと最近は「太陽光発電」が

すぐにイメージとして浮かんできます。

 

また、この利用促進のために

国や地方も補助金を準備しています。

 

しかし、今日は太陽光以外の話題をもってきました。

太陽光発電以外には、

エコキュート(ヒートポンプ式電気給湯器)や

エコジョーズ(潜熱回収型ガス給湯器)、

エコウィル(ガスエンジン給湯器)といった、

エネルギー効率の高い設備に対する補助金も

総額で300億円を超える予算が組まれています。

 

中でも、今年の注目株はエネファーム

(家庭用燃料電池システム)です。

 

エネファームは、都市ガスなどから水素を

抽出し、空気中の酸素と反応させて発電する

仕組みで、このとき発生する熱を利用して

給湯も賄うという、エネルギー効率の高い

発電・給湯システムです。

 

同じくガスで発電・給湯するエコウィルと

比較して、CO2の削減率が高いという点で

注目されています。

 

従来は、普及に向けた実証実験として、

設置業者に補助金が支給され、消費者はそれを

低額リースという形で使用してきました。

 

これまでに設置されたエネファームは、

2000台以上を数えます。

 

そして今年4月、世界に先駆けて

一般販売されることになったのです。

 

それに伴い、補助金制度も、エネファームを

設置した消費者に設置費用の一部を

支給するというシステムに改められました。

 

今のところ、補助金の上限額は

140万円となる見込みです。

 

設備を販売する大手ガス会社、石油会社が

発表したエネファームの本体価格は、

1台320~346.5万円程度ですから、

消費者の負担は150~200万円になると目されます。

 

販売会社6社では、今年度4000~5000台の

販売を目標としています。

 

こちらも太陽光発電と同様に、

普及拡大に向けた量産・低価格化に

注力しており、実勢価格50~70万円という

エコキュートに対抗できる価格帯の実現を

目指しているとのことです。

 

早急に低価格・量産体制を整え、

2015年までに累計75万台、2030年までに250万台

の普及を目標としています。

 

住宅会社の取り組みとしては、

大手メーカーのA社が、すでに昨年から

太陽光発電とエネファームを標準搭載した

商品を発売して話題を呼んでいます。

 

また、今年に入ってからは、B社でも

ダブル発電と称して太陽光発電と

エネファームの併用システムの販売を始めました。

 

B社のダブル発電設備の価格は475万円ですが、

各種補助金をうまく活用することで、

お客様の負担を150万円程度に抑えられるとしています。

 

エネファームの販売開始については

全国紙などでもニュースになっていますし、

B社ではTVコマーシャルやお正月のイベントなどで

大々的な宣伝を行っていますので、

一般の認知度も徐々に高まってきています。

 

まだまだ高額ということもあり、

設置を希望されるお客様が急激に

増えることはないと思いますが、

4月以降の動向には注目しておく必要があります。

 

 

 

 

2009年2月16日

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