(笑)と(涙)

昨夜半の都城は春の嵐と云うにぴったりの、

発達した低気圧の通過でしたねぇ。

 

蓑原町の現場は、養生シートで屋根を

覆っていたものの気がかりでしたが・・

 

強い風で昨日の湿気はかなり吹き飛んで、

屋根の下地の「野地板」も10時ごろには

かなり乾いていました。

 

朝からの大工さんの作業は、間柱と筋交い、

サッシュ取り付け枠の設置です。

 

屋根が乾き始めた昼過ぎからは、

瓦屋さんがルーフィングを貼り始めています。

 

これが、昨日までの屋根下地の木材(野地板)の状況。

そして、大切なところは屋根のテッペンにある

排気用の隙間です。

南九州の夏の暑さをしのぐには、

猛烈な小屋裏の熱を機械排気ではなく

「自然排気」することが効果的です。

 

もちろん、夏場の台風に対しては

万全の雨・風対策をした棟換気の仕組みが

あることは当然です。

 

そして、丁寧に遮熱・防水・透湿シートを貼っていきます。

 

ここで大切なのは、屋根の下地として貼っているのは

「アスファルト防水紙」でなく

「ゴムアスファルトルーフィング」でもないことです。

 

エヴァホームの住まいのすべてに使っているのは

「遮熱・透湿・防水シート」です。

真夏の暑い日ざし、放射熱を遮る遮熱性能があること!

 

小屋裏に蓄積される湿気を、ルーフィングを

通して排出できる性能があること。

 

この二つの性能無しには、

南九州で快適な夏は過ごせないと思いますし、

木造住宅を100年間くらいは長持ちさせるためには

最低の条件だといえます。

 

そして、防水性能があるルーフィングであることは

当たり前のことです。

 

今日は本当に良い天気になり、

作業も予定通り進みました(笑)

 

でも個人的には、杉花粉が都城盆地の中で渦巻いているのを、

私の目と鼻とのどで実感できたハードな一日でもありました(涙)

 

 

 

2009年2月20日

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