末吉町現場外観を撮影

突然ですが・・・

 

司馬遼太郎の「竜馬が行く」という本が、

これまで読んだ本の中で良くも悪くも

私に大きな影響を与えた一冊の本です。

 

この本に描かれた維新前夜の時代には、

勤皇の志士が日本各地を訪れ、

名のある人物と語り合ったり、

京の情勢を知りたがっている

地方の武士たちに必要な情報を

伝えたりしていたようです。

 

意味不明の前置きみたいですが・・・

 

今日は東京からのお客様が見えられました。

以前にもご紹介した

「タマソリューションズ」の北条社長とスタッフの下園氏。

   http://www.tama-sol.jp/

 

全国の小さな工務店を直接自分の目でみて、

話をして、「同じ志」をもつ

工務店の集まりを作られているとか。

 

なんだか、幕末の頃、勤皇の志士たちが

地方を訪れて各地の啓蒙と有力な人物を

江戸や京に誘ったという話を思い出してしまったので・・・

おかしな前置きになってしまいました。

 

きっと、そのころの幕末の志士たちは

地方の人間の時代感覚のなさにやきもきして

いたのだろうと思います。

 

さて、いよいよ来週になった末吉町の見学会。

今日は来週の土曜日に入れるチラシのための

外観を撮影してきました。

 

ちょうど、おばあちゃんが散歩がてら

遊びに来ていたので、完成した内部を見て

もらいました。     

いっしょに子供たちもパチリ!

 

明日が上棟式の蓑原町現場では

床下の断熱工事と防蟻処理の工事を行っています。

 

床下のコンクリート部分に断熱材を貼る工事を

「基礎断熱」といいます。

この場合は、床下の部分の自然通気を行いません。

床下も部屋の一部として考えて、断熱工事を

行うことでさまざまなメリットがあります。

 

また、わが社のファイヤーレターデントという

液剤を使った防蟻処理は、自然界にある素材

「ホウ酸」をつかった人畜無害、無色透明の

シロアリ忌避剤となっています。

 

国土交通省の通達では、べた基礎と、

シロアリに対して忌避効果の高い樹種を使った

土台を使用すれば、薬剤によるシロアリ防蟻処理は

必要ないとなっています。

 

もちろんわが社は、すべての家にはべた基礎と

ヒノキの12cm角の木材を使っているので、

告示どおりにいけば、薬剤処理の必要はありません。

 

しかし、南九州はシロアリの多い地域ですし、

毎年その被害は発生しています。

 

基礎断熱にしてあるのも、基礎と土台の

隙間からシロアリはもちろん、害虫、ほこり等が

入ることもなくなるからです。

 

さらに、床下を地熱利用するためには

必ず基礎断熱が必要となるからです。

 

 

 

2009年2月21日

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