末吉町現場は今週末には引渡しを致します。
ウッドデッキも完成し、
足洗い場も明日から工事をします。
午前中には蓑原町現場の
JIOによる構造検査がありました。
いくつかの手直しをその場ですませて、
無事、検査終了。
さて、大工さんはここ数日、
床貼り工事をしています。
そこで今日はわが社の2階床工事の工夫をお見せします。
中央の白い部分を挟んで、三層に
なっているのがお分かりでしょうか。
下の第1層は杉の30mmの「捨て板」
普通の「根太レス工法」と呼ばれるものは
この一枚きりで終わりとなります。
わが社の事務所がこの状態です。
この捨て板は、1階から見上げると
そのまま、仕上げとなって見える木材。
中央の白い第2層の部分は、
「プラスターボード」と呼ばれる厚さ12.5mmの
通常、壁の下地に使われる一般的な材料です。
そして、その上の三層目が仕上げの木材で、
今回は15mmの「タモ」を貼っています。
この三層の床にするのは、2階を
子供さんの部屋に使う場合がほとんど。
いくら厚い杉板を使っても、
1層だけではどうしても歩行音がします。
特に、子供さんの部屋があると
いろんな音が階下に響きます。
そこで、プラスターボードを
サンドイッチみたいにはさむと、歩行音が
かなり吸収されて、階下にいても
上の様子が気にならなくなります。
ここでは密度の違う板を重ねて貼る事が、
周波数の違う音を効率よく吸収できる
ポイントとなります。
さて、今日から始まった現場があります。
八幡町のK様邸の現場です。
都城市役所の近くにあり、旧市街の中心部で
古くからの家も多い地区。
同じ敷地内の離れの古い住宅を解体して、
母屋の増築工事を行うのです。
今日は、住宅の解体を行う前の準備工事。
街中ですので、入り口は間口がやっと2m余り。
2トン車を入れただけでいっぱいになってます。
この部分が駐車場になっていたので、
その屋根を解体して、工事・運搬車両が
奥まではいれる工事をします。
もちろん、工事終了後は復旧することになります。
2009年3月11日