3月半ばには20度を越す日が続いた都城。
花見をする頃に成ると「花冷え」が続きます。
昨日から、引越しをされた高原町のお施主様も
「蓄熱暖房機」を重宝されています。
このような、暖房機なら火事の心配がなく
安心して暮らすことができます。
やっぱり、住宅で心配なのは「火事」と「地震」。
しかし、木造住宅というと、
火災にも地震にも弱いイメージがありませんか?
まず、『火災』について。
確かにコンクリートの住宅に比べれば火に弱いです。
でも、【鉄骨などよりは木組みの方が火に強い】
という実験結果が出ているんです。
木造の柱や梁などの構造材は、
初期火災により表面が炭化した
炭状の幕で覆われるため、
芯まで燃え尽きるにはかなりの時間がかかります。
それに比べると鉄骨などは
高熱により構造が変形したりして
強度を保てなくなるのです。
軽量鉄骨で組み立てられた家よりは、
骨太の木材の家が火災にも強いのです。
阪神・淡路大震災をきっかけに、
建築基準法も変わりました。
木造建築の耐火性能などを規定していて、
三階建ての共同住宅も可能なんだそうです。
カナダやアメリカでは4階建ての
木造共同住宅も普通です。
もともと、どの工法も処理をきちんと行えば、
耐火性を強めることは簡単に行えるのです。
2009年3月29日