エヴァホームの浅井です。
朝から立ち上がりの型枠を組み立てています。
高さは、GL(地盤面)から45cm。
コンクリートの厚みは、15cm。
画像は「立ち上がり型枠」を組んでいる状況です。
型枠の内部に見える水色のボードがあります。
これは、スタイロフォームという商品名の断熱材で厚さが5cm。
一般的な工務店は、基礎には通気をするための
隙間をつくり、床下を通風することで、床下を
乾燥させて木材を長持ちさせるようにしています。
これとは違い、エヴァホームの作る基礎は
床下を密閉して、外気の風を通さない
「断熱基礎工法」を採用しています。
この場合、効率の良い断熱は基礎の外側に断熱材を貼る事ですが、
南九州では、我々のように基礎の内側に断熱材を貼ります。
これは、地面からシロアリが土台まで進入しないようにするため。
一般的に床下は通気がないと、
ジメジメしているようなイメージがあるのですが
実際は測定してみると、断熱基礎工法でつくった
床下のほうが一般的な基礎よりも、
床下は乾燥しているという結果があります。
断熱基礎の良い点は、このように床下が乾燥し、
外部に対して基礎部分に隙間が無いので、
シロアリが進入しにくい点です。
さらに、床下が密閉されていることにより、
ホコリやゴミ、虫などが入ることが無いのもメリットです。
2009年11月19日