またまた、涙。 浅田次郎の短編小説集「月島慕情」を読み終えました。 どれもこれも涙しなかったものはありませんでした。 表題の「月島慕情」は期待通りすぎて、 しばらく読み続けることができなくなり 他の本に移っていました。 それにまして、涙が止まらなくて読み終えてしまったのは 「シューシャインボーイ」 人の優しさと、悲しさ。 普通に生きている人の矜持。 子供・家族・友人へのせつない想い。 本を読んで、満足感に浸りきれる一冊。 2009年12月7日