エヴァホームの浅井です。
まだまだ、寒い日が続きますが、
皆さんは暖かく住まう工夫をされていますか。
私の会社でこの10年くらいの間に造った住まいなら、
あまり考えなくても暖かく住まわれていると思います。
特に蓄熱暖房機のように、なにも考えなくても
勝手に暖かくしてくれる機械を入れた方からは
寒いという話を聞いたことがありません。
今回は蓄熱暖房機を入れていないお宅でも、
もっと暖かい朝を迎えたいという方にお知らせです。
(エアコンの場合)
深夜電力(夜の11時から朝7時)は通常の時間帯の
1/3くらいの電気代になります。
ですからこれを利用しない手はないのです。
この時間は寝ているから暖房は必要ないと思われるかもしれません。
また寝室でつけるのには抵抗があるでしょう。
ですから、この場合リビングのエアコンをつけます。
ちなみに室温は一般的に朝の5時から6時ごろが一番下がります。
夜からこのあたりにかけて家自体が冷え切ってしまうと、
住人はどうしても寒さを感じますし、そこから暖かくしようとすると
たくさんの電力を使いますし、なかなかすぐには
快適になりにくいものです。
ということで、元から非常に燃費のいい暖房器具である
エアコンを単価の安い深夜電力で稼働させ(23時から5時)、
家を冷やさないようにする。
エアコンの設定温度は19度くらい。
夜になったら雨戸やシャッターは必ず閉めてくださいね。
(劇的にちがいます!)
家全体を冷やしたくないので、普段は閉めているトイレや
子供部屋のドアなども開けてください。
これができると、ランニングコストを押さえた
暮らし方ができるようになります。
ただし、この省エネ暖房法の基本は断熱と
気密が我が社の造った家のレベルくらいは必要です。
断熱レベルの低い家では、まったく効果がなく電気の無駄使いになります。
寒い夜を工夫して暖かく過ごしてください!
2010年2月6日