「太陽光発電」設備は本当にエコ?

エヴァホームの浅井です。

 

 

天気予報によると、今日からはしばらく暖かい日が続きそうです。

寒さも一段落というところですね。

 

今日は曽於市の知り合いと一緒に、霧島に行きました。

途中で寄ったのが、財部町の「溝ノ口洞穴」

伝説によると・・この中に放した犬が高千穂の峰から現れたとか。

 

 

実際は240m余りの奥行きだそうですが、

同行した友人は霊的なものも感じるそうですが、

それも肯けそうな雰囲気がある洞穴でした。 

 

続いて行ったのは、私にはこれが今年の「初詣」になる「霧島神宮」

 

 

 

 

「太陽光発電」設備は本当にエコなのか。

 

さて、最近は政府が主導して「太陽光発電」への取り組みが本格化した様相。

地球温暖化防止への取り組みの一つとして大切な取り組みだとは思います。

ただ、考慮しなければいけないのは、前提とすべき「家の性能」です。

 

たとえば・・一昔前の家。

つまり、断熱性能をあまり考慮せずに造られた家に載せられた「太陽光発電」は

たんなる過剰設備にすぎないのではないでしょうか。

 

多分、そんな設備を設けた方は今の電気料金が

こんなに割安になることを知らされます。

実際、結果もそれに近いものになるでしょう。

 

しかし、本来ならば第一に「家の断熱性能」を向上させるべきです。

そのあとに、「太陽光発電」を載せるなら

本来の目的が達成されることになります。

 

本来ならば、断熱性能を向上することが、

劇的にエネルギー消費を減少することになる。

このことを「太陽光発電」の補助金の広告と

同じくらい広く告知すべきだと思うのです。

これでは、まるで政府が一部のメーカーの

宣伝と補助をしているようなものでしょう。

 

環境問題に関して言えば、問題は設備機器の

メーカーだけではなく電力会社にもあります。

電力消費量だけに関して言えば、

蓄熱暖房機よりもエアコンの方が高効率です。

 

ただ、深夜電力を3分の一程度の料金に設定しているから、

使用料が安くなるだけのこと。

以前、流行った「デロンギ」を私も使ったことがあります。

しかし、快適性は抜群でしたが、電気料金が跳ね上がったので

やむなく断念しました。

 

電気を造る過程で発生するCO2を考えると、

単純な仕組みの「蓄熱暖房機」より高性能の「エアコン」の方が

はるかに消費電力をさげられます。

 

今後の家造りの方向は、断熱性能を向上させた家に

「高性能のエアコン」を設置して、そのエアコンを

電気料金の安い深夜に稼働させることで、終日の「冷・暖房」とする。

 

この「冷房」「暖房」の二つの機能を一台の機器で

実現できているというのがエアコンの最大の特徴なんです。

これが、設備機器を最低限に抑え、地球環境にも優しい

家造りではないでしょうか。

 

この後、尚、予算があれば・・・

「太陽熱温水器」でお湯取りをして、

「ソーラーウオール」で高効率の温風を採り、

そして最後に補助金を使って「太陽光発電」を

設置すれば良いと思います。

 

 

 

2010年2月8日

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